第1夜 ~えれきてる、ばんざい~
これは忘れもしない2回目のプレイであった。ランダムで使用キャラを決めていたのだが、masaが引いたのは『源斎』。能力オール2の源じい。どいつなら仕留めれるんやろ、と見てたら、初手に使ったのは、
『無敵:命+∞』
おおーっ!と湧く面々。
しかしこれで終わらなかった。次のターン、
『必殺:撃+∞』
ええーっ!!じじい強っ!!
もはや源じいの愛機『一の甲号』はスパロボである。そして『乾八郎』に狙いを定めた。特殊能力で必ず攻撃をされるため、高い「命」が要求されるが、もはや「にん○く卵黄」を摂取した源じいのスタミナは無尽蔵である。
masa「えれきてる、ばんざーい!」
源斎の決め台詞を叫びながら、乾の成敗(てか虐殺)に向かう。乾には同情を禁じ得ない。乾のたった3枚の『状況カード』がオープンされる。その3枚目であった。乾の眼前で源斎が見たものは・・・
『人質(閃9以下で失敗)』
【源斎】 撃:∞ 命:∞ 閃:2
源斎「え、えれきてる・・・」
機動力の足りない源斎は失敗した。スーパーロボットではなくモビルスーツであるべきだったのだ。このように『乾』が『人質』を取っていたり、『吊り天井(閃12、撃10で攻撃)』を仕掛けていたりすると、パラメーターに「閃」も要求されてくるため、非常に成敗困難となるのだ。恐るべし悪党、『乾』・・・
第2夜 ~山吹色の菓子でございます~
『状況カード』が7枚もあるため、何が起こるかわからないのが、越後屋の成敗である。過去の状況で最たるものを紹介しよう。
成敗人は『夜叉丸』。閃と撃を大きく上げた「先手必勝型」で挑んだ。成敗前に3枚のカードは公開されており『困惑』『偽情報』『困惑』。大したことない。
残りは4枚・・・
『待ち伏せ』
-2修正を受けたが、閃、撃とも十分高いし、命も6。まあ良し。
しかし次・・・
『実は善人』
で、でたー!やばい、夜叉さん殺る気満々で向かってるよ。越後屋逃げてー!!
善人死亡のバッドエンドかと思いきや・・・
『抜け道(命+99)』
おおーっ!ナイス、越後屋!!
善人のくせして逃げ道を準備している男。何か後ろめたいことでもあるのだろうか。そんなことはさておき、奇跡の成功♪
・・・
のはずであった。
最後の1枚、
『麻薬の取引(状況カード3枚追加)』
ぜ、善人がそんな取引するかーっ!!道理で抜け道あるわけだ。そして新たにめくられるカード。
『ちんぴら』
『ちんぴら』
『ちんぴら』
ファミコンの横スクロールアクションゲームのように湧いてくるちんぴら。思わず笑ってしまった。まあ、何はともあれ善人を成敗しなくて良かった良かった、はっはっはっ・・・
miya「・・・夜叉丸、やられてない?」
【夜叉丸】命:6
もともと 8
待ち伏せ -2
【越後屋】撃:6
もともと 3
ちんぴら +1
ちんぴら +1
ちんぴら +1
・・・夜叉丸、無念の死亡。善人の麻薬取引についてきたちんぴら衆に叩きのめされた。実は善人?片腹痛いわ!!
第3夜 ~ダメ、ぜったい~
ステータス最弱の『滝本道元』だが、ドーピング使いの彼はステータス補正が3倍なので、いざハマると物凄く強い。これはそんな滝本の物語。
状況カードをめくる。できれば補正系は出てほしくないが、
「ちんぴら」撃+2 命+2
「番犬」閃+6 撃+6
この2枚で、死を覚悟した成敗人。しかし次のカード・・・
「遊興」閃-6 撃-6 命-6
滝本、死亡。戦わずして成敗達成。微妙なガッツポーズで喜んだが、最後のカード・・・
「病の伴侶」勝利条件:失敗
・・・
・・・うわぁ
薬物は身の周りの人を不幸にします。強い心で、やらない勇気。
そして病の伴侶がいるのにキャバクラに行ってはいけません。
だめ、ぜったい。