photo credit: Paul Watson via photopin cc
ドイツボードゲームに興味を持ち始めたころ、時同じくして友人が「もう一度マジックをやらないか」と誘ってきた。
マジックは青春時代に好きなゲームであったので、再開することに文句はなかったが、引退してかなり経つので、また最近のカードを集めたりするのはちょっとめんどくさいと思っていた。
「こんな面白いフォーマットがある」
彼が紹介したのが統率者戦(EDH)であった。
スタンダードやモダンという遊び方では使えるカードが次々新しいものに変わっていき、古いものはいつか使えなくなってしまう。入手の難しいレアカードを4枚集めたって、いつかは使えなくなってしまうことに少年時代は空しさを感じていた。
「今までのほとんどのカードを使ってもいい」
押し入れにとってあった懐かしのカード達が使える!
「デッキは100枚、同じカードは1枚制限」
いろんなカードが入れられるし、1枚なら集めやすい!
「多人数戦」
まるでボードゲームではないか!
実に速やかに再開となった(笑)
私が中学時代に気に入っていた「暗黒の儀式」や「死体のダンス」といった懐かしのカードを使えるのは非常に嬉しい限りであった。
というわけで箪笥に眠っていた古いカードから使えるカードをごそごそ探していたのだが、同時に思わぬものも見つかった。
それは、それら古いカードにまつわる思い出であった。
当時友人たちと遊んでいた光景がありありと浮かぶのである。
折角ホームページを作ったのだから記録しておこう。
というわけで、書き留めておくことにした。
完全に「誰得」のコーナーである。
もっとも、書き留めておくことはそんなに意味のある行為ではないかもしれない。
忘れたっていい。
またカードを見れば思い出せるのだから。