Play Review

 

 

shimmasa3人で。

 

これまで通算2勝しかしていない。3勝目を目指してプレイ。

今回のメンツはくじ引きで決定。

 

shim:凛 

masa:辰 

mory:早耳の平次

 

 悪党は、野上典膳、青柳宗重、般若のお業

 

 最強悪党の『典膳』と最弱成敗人の『平次』が同居する組み合わせ(この辺りの考察はコラム参照)。さらに女性キャラでないと苦戦を強いられる『お業』もいる。女性キャラは『凛』のみ。最強成敗人『凛』は、この中では最も『典膳』撃破に向いているのだが、『お業』に他の男性キャラ二人がいくのもつらいか。

 

 なかなか厳しそう…。

 

 

不穏な空気の中、初期手札7枚チェック。

 

・・・!!

 

4:必殺(撃+∞)』

2:集中(閃+5)』

 

 

 これはいい!平次に最も欠けている攻撃力への不安がない。さらに閃も上げることが出来き、撃:∞、閃:11、命:5。合計6時間なので残り2時間でもう少し『閃』を上げることが出来たら、

 

「典膳いけるかも!」

 

 今日の平次はいつもと違うことを皆に告げ、凛→お業、辰→青柳、平次→典膳、を狙うことにした。お荷物『平次』が絶好調とのことで盛り上がる成敗人チーム。

 

 支度スタート。

 

 

青柳を料理する予定の辰(masa)は、『1:連絡(状況カード公開)』を使用し、青柳のカードを確認しにいく。

 

 

masa「じゃあ真ん中」

 

『偽情報(時間-2)』

 

 

 

キレる辰

 

 

 いきなり出鼻を挫かれる。

 

 凛(shim)もお業の状況カードを確認し、『御家人(撃+2、閃+2、命+2)』を公開。次の手番でもう一枚公開すると、また『御家人』。先手必勝タイプの凛にとって、悪党の中で第2位の素早さを誇るお業の閃+4は望ましくない。

 

shim「うーん、きびしいなあ~」

 

 一方masaは偽情報を掴まされて時間を浪費したものの、『4:無敵(命+∞)』を使用。まず間違いなく先手を取られる辰にとって、これまた最も望ましいカード。不死身になった辰。後は『撃』さえ必要値に達すれば成敗できるだろう。

 

 平次(mory)は予定通り『必殺』『集中』で強化。『早耳』で名高い諜報能力は完全無視である。典膳は8時間で向かわねばならないので残りの2時間。1時間使ってカードを引き、できれば『閃』が1時間で強化できるカードドローを狙うことにした。2枚引いて、

 

 

 

光る右手。

 

1:激怒(撃+3、閃+3、命+3、成敗対象を決定)』

『2:警戒』

 

 この『激怒』は1時間で最も能力を強化できる、最も欲しかったカード。

 そして凛、辰も適所の強化をして支度期間終了。

 

~最終能力~

 

 凛(shim)  撃11、閃14、命2

 

 辰(masa)  撃12、閃1、命∞

 

 平次(mory) 撃∞、閃14、命8

 

 

 能力的にはなかなか整った。しかし、敵の情報を無視して筋トレに励んだため、分かっている敵の情報が、お業の『御家人』2枚という有様。幾ばくかの不安を残し、

 

いざ成敗!

 

 

1戦 凛vsお業

 

 お業の状況が明かされる。5枚のうち4枚までは、

 

『御家人』『ちんぴら』『御家人』『偽情報』・・・

 

ここまでで敵の『閃』は12。ラスト1枚の状況カードで『閃』が上がり、先手を許してしまえば凛は失敗してしまう。息をのむ中、最後の1枚は…

 

『吊り天井(閃12、撃10で成敗人に攻撃)』

 

幾多の成敗人を返り討ちにしてきた凶悪な装置。しかし、凛なら突破できる。この『吊り天井』や『人質』といった、『閃』を要求されるトラップを容易に突破できるこの素早さこそが、凛を最強したらしめる所以だ。

 

成敗!

 

「仏面つけた鬼こうべ、逆さに覗きゃ角が出る」

 

 

 

2戦 平次vs典膳

 

 典膳の状況は全く不明。しかし『閃』で上回れば『必殺』できるはず。いざ!

 

『用心棒』『ちんぴら』『人質』『短筒』『金の力』『人質』

ひ、人質2人て!どんだけ下衆なんじゃ!まあ効果は変わらんからいいが。

 

 しかし『金の力(状況2枚追加)』がある。典膳の閃は12。+2以上になってしまえば成敗失敗である。祈る想いで追加の2枚ドロー。

 

『困惑』『ちんぴら』

 

閃は上がらず!大金星(笑)成敗!

 

「恨みにけぶった月ならば、扇に煽いで晴らしやしょう」

 

 

 

3戦 辰vs青柳

 

 1枚は『偽情報』であったため、残りの状況カードは4枚。順にめくる。

 

『ちんぴら』『ちんぴら』

 

よし、いい感じ!そして3枚目・・・

 

『妖刀(撃+10、閃+5、命+5)』

 

!!!

 

最も強力な補正を与えるカード。今回は何が問題か。刀のくせに『命+5』になることだ。『ちんぴら』の補正も合わせた青柳の命は15。辰の撃は12・・・

 

辰、とどめを刺せず・・・失敗

 

 というわけでいい線いったが、惜しくも成敗は失敗、3回目の勝利はおあずけとなった。もし辰の初手の『公開』が、ひとつ右の『妖刀』であったなら。おそらく成敗は成功したであろう。本当にこれくらいの要素が勝負の分岐点になったりするから面白い。

 

Evaluator

shim:4点

 不確定要素もあるからドラマも多彩。最強の攻撃力を持っていても人質いたら手も脚も出ない仕事人。人質、アヘン、ちんぴらを持っていても実は善人とかもう悪党が多彩でいい。協力しながらできるので自分は好きな分類。クイックイアーは源じぃより難易度が高いと思う・・・

masa:3点

miya:3点

私的:3.5点

 非常にドラマチックなゲーム。毎回悪党の状況が変わるのが魅力である。難しいのでやりがいがある。最高4人でしかプレイしていないのでもっと大勢やってみたい。大勢でやれば、カードプールが増えるので少しは楽になるのかな。